自宅用兼持ち運び用のインターネット回線としてWiMAXを契約したいと思ったときに、「WiMAX」と検索すると「WiMAX2+」という知らない言葉が出てくると思います。
今から契約する人は、そこまで深く知る必要はありませんが、最新通信技術であるWiMAX2+について知っておいて損はありません。
ここでは、WiMAXとはどんなモノなのか?、WiMAXとWiMAX2+の違いはどこにあるのか、サービスが終了してしまうWiMAXを契約している人はどうすればいいのか、について解説していきます。
正しい知識を身につけて、損をしないWiMAX選びに役立ててください。
そもそもWiMAXとは何なのか?
WiMAXは無線通信規格の一つである
WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略称で、マイクロ波という電波を使用して通信を行う無線通信規格の一つです。
マイクロ波と聞くと電子レンジを思い浮かべる人が多いと思いますが、WiMAXで使われるマイクロ波は本当に微弱なものであり、体に悪影響はないと言われていますので安心してください。
日本の電波状況を管理する国家機関である「総務省のHP」にも心臓ペースメーカーに影響を与えないことが明記されています。
もちろん人間からは発せられない電波である以上、人間の体に影響を与える可能性はありますが、国家機関である総務省が言ってることを考えれば、かなり安全性が高いと言えるでしょう。
LTEとの違いは?
WiMAXと同じような通信技術には、もっとも身近な通信規格であるLTE(スマホ用の電波)があります。
しかし、WiMAXとLTEでは速度が全然違うので、快適なインターネット環境を作りたいならWiMAXを選ぶべきです。
LTEの最大通信速度は375Mbps、しかも最新端末、かつ通信環境が最善の状況のみです。
LTEは、スマホ用の電波ということもあり、室内でも電波が入りやすいのが特長です。
対してWiMAXは、最大758MbpsというLTEの倍以上の速度を実現しています。
ただし、高速通信を実現している代わりに室内での電波の入りやすさはLTEに一歩劣ります。

- 屋外でも屋内でも安定して電波を受信できるが、速度では一歩以上劣るのが LTE
- 接続の安定感は多少劣るが、通信速度はピカイチなのが WiMAX
また、最近ではLTEの電波も受信できるWiMAX端末が増えているので、両者のいいとこ取りができるのもWiMAXのメリットと言えます。
WiMAXとWiMAX2+の違いは?
昔はWiMAXしかありませんでしたが、現在では「WiMAX2+」という新しい通信技術が存在します。
新しいWiMAX2+のほうが高性能ですが、ちょっとだけ料金設定が高くなっているのが特徴です。
WiMAX | WiMAX2+ | |
---|---|---|
サービス提供開始日 | 2009年2月 | 2013年10月 |
最大通信速度(下り) | 40Mbps | 758Mbps |
月額料金の目安 | 3,696円 | 4,196円 |
WiMAXは2020年3月31日にサービス終了することが決定しているため、今から契約する人はWiMAX2+しか選ぶことができません。
少しでも月額料金を抑えたい人にとっては残念ですが、WiMAX2+に乗り換える手間や移行するための手数料などを考えれば損はないかと思います。
既にWiMAXを契約している人は、無料でWiMAX2+対応機種への機種変更が可能であることが多いので、確認してください。
もし、機種変更やプラン変更が有料だったり、一気に月額料金が上がってしまい困るといった人は「GMOとくとくBB」か「BroadWiMAX」への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?
WiMAXからWiMAX2+に移行するなら◯◯がオススメ!
WiMAXを契約している人は、契約しているプロバイダから「WiMAX2+に移行するための契約」が来ているでしょう。
同じプロバイダで契約しても問題ありませんが、数年前の契約時と現在では状況が変わっているので、より良いプロバイダを探した方がお得になる可能性が高くなっています。

数あるプロバイダの中でも特にオススメなのが「GMOとくとくBB」と「Broad WiMAX」です。
20日以内のキャンセルなら違約金無料!【GMOとくとくBB WiMAX】
「GMOとくとくBB WiMAX」の最大のメリットは、実際に使ってみて予想よりも電波状況が悪かった際に違約金ナシで解約ができることです。
WiMAXに限らず電波というものは、周りの建物の様子など実際に使ってみないと電波状況が分からないことが多いので、ダメだった時の保険があるのは非常に助かります。
ただし、違約金を無料にするためには、以下の制約があります。
制約をチェック
- エリア判定が◯
- 新規契約
- 事務手数料や端末返送料はかかる
- 20日以内に返品を完了
エリア判定「◯」という条件があるので、周囲の建物の影響が心配な人向けのサービスと言えるでしょう。
20日以内キャンセルの違約金無料キャンペーンについては、公式ページにて詳しい条件を確認してからのお申し込みをお願いします。
また、GMOとくとくBB WiMAXは即日発送が可能なので、住んでいる地域にもよりますが最短で申し込んだ翌日にはインターネットが使えるようになります。
光回線などの固定回線は工事に2ヶ月ほどかかることもありますので、翌日に開通するのは相当大きなメリットですね。
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乗り換え時の違約金を負担してくれる【Broad WiMAX】
Broad WiMAXは、乗り換えの際に発生する違約金を負担してくれるのが最大のメリットであり、他社にはないサービスとなっています。
通常だと10,000円程度かかる違約金も加味して乗り換えるか決めなくてはいけませんが、Broad WiMAXは違約金を負担してくれるので、月額料金だけに注目すればOKです!
通信速度に大きな影響を与える【端末】において、最新端末であるWX05が選べるのに端末料金が無料という点も見逃せません。
どれだけ回線速度が速くても、古い端末を使っていると最大の速度が出せないので、最新端末が選べるかどうかは重要です。
また、auスマホユーザーは「auスマートバリューmine」というサービスにより、スマホの料金が毎月最大1,000円引きになります。
Broad WiMAXの月額料金が3,000円程度なので、auスマホユーザーは実質3割引でWiMAXが使えることになるので、必ずどこのスマホを使っているのか確認してください。
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まとめ
WiMAX と WiMAX2+ の比較まとめ
- WiMAXは無線通信技術の名前
- WiMAX2+はWiMAXの進化版で、通信速度が大幅に速くなっている
- WiMAXは2020年にサービス終了のため、これから申し込む人はWiMAX2+
- WiMAXからWiMAX2+に乗り換えるなら【GMOとくとくBB WiMAX】か【Broad WiMAX】がお得!

ココがおすすめ
- 20日以内キャンセルの違約金が無料の【GMOとくとくBB WiMAX】
- 乗り換える際の違約金を負担してくれる【Broad WiMAX】
どちらかで契約すればお得、ということだけ覚えて帰ってください!